写真のこの夜、感慨深かった。
この夜、とても不思議な感覚に陥った。

20年という時間を
ワープしたかのように錯覚した。
濃厚な時間で、
とてつもない変化がたくさんあった。
それなのに、
何も変わっていないかのようにしか思えなくて。


Back to 2000年代。
「GLAMOROUS」という雑誌が
「ViVi」のお姉さん版として創刊した。

自立した女のカッコイイ時代が始まる。
そんな強いメッセージと共に
セリちゃんがちょーかっこいい水着姿を
披露していたカバーだった。

衝撃を受けた。

当時大学生だった私は、
ライター募集のページを見つけて、
それはもう文字通り紙を握り締めて、
それまでに書いた原稿を
(主に音楽雑誌に書いていた
新譜やイベントレビュー)
たくさん
カラーコピーして、
大きな茶封筒にそれらも想いも
全て全て詰め込んで、
人生かける!って気持ちで応募して。

詳しくはTokyo Dreamにも書いたけれど、
分厚い茶封筒を送ってからしばらくして...
講談社から携帯にかかってきた一本の電話。

六本木にいた。
Bisserってキャバクラ。
(タバコ片手におとこのはなしで
ロケ地として使わせてもらった
スーパーゴージャスな内装!!w)
その通路に立っていた時だった。

呼ばれた面接。

いや、面接だと思って
気合入れて講談社まで行った。
そしたr、あ
呼ばれていたのは
私だけじゃなくて。
「読者たちの座談会」って言われて、
ものすっごくがっかりしながらも、
部屋に入ったら
そこは集団面接って感じで
編集者がズラーっと全員目の前に座っていて
またまたびっくりして、ド緊張した。

その、
ど真ん中に座っていたのが
グラマラスを立ち上げた軍地さんで

.....


ものすっごい怖かった!!!!!!笑
ううん、怖かった、というか
私がめっちゃくちゃ緊張していて
軍地さんは真顔だった、というだけなのだけど。w


大物だ!!!って思うと
こちらが勝手に萎縮するってやつと後はやっぱり
どうしてもグラマラスでライターの仕事をしたい!!って
強く、強く、強く思っていたからです。


情熱って
fearとセット。
恐れるのよ、
本当に欲しいものと
出会ってしまうと。




>>>and NOW it'S 2024.




軍さま(と呼んでいる🌹
還暦のお誕生日会だったのだ。


あれから、20年。
え、ちょっと待って。
ってことは、あの時
面接していた軍さまって
今の私と同じくらいの年齢だったってことだよね。

そうかぁ。そうかぁぁ。
40代のはじまりに立っていた
軍さまが立ち上げたのが
グラマラスだったのか...!!!!!!

たくさんたくさん学ばせていただいた。
編集部で徹夜して、出張先で怒られて、
たくさんたくさん勉強させていただいた。

連載をもたせていただいて、
グラマラスからの書籍として
出した恋愛エッセイシリーズが
大ヒットして...▶︎だから今の私がいる。

グラマラスがなくなってしまった後も、
ヌメロに活躍の場を移した軍さまが
担当編集者として
連載した小説「Love me if...」も
「SEX」として書籍化して
こちらもヒットした...▶︎そして今の私がいる。

>>>>

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軍様、
お誕生日、おめでとうございます!!🌹!!!

そして、
私たちアーティスト
・クリエーターが活動する舞台=
素晴らしいメディアを創ってくださって、
創り続けてくださっていて、、、
心から、心からありがとう!!!!!
いつもありがとう!!!!🌹!!!!

「もうファミリーなんだよねぇ、
さゆみちゃんは家族、家族」って
それこそ私にとっても
ファミリーのような存在の
ケイタさんが目の前で頷きながら呟いていて、
「今年KEITA MARUYAMA30周年なんだぁ」って話してくれて