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秋晴れは昔から大好きで。
思い出すのは、
大学の授業が午後からだった
空き時間に、ふと一人で
原宿を歩いていた時の気持ち。
ブラブラ歩いていただけで、
特に何を買ったとか
何を食べたとかでもなく、
ただ一人で
歩いていただけの時間なのに
20年くらい経った今も
その日の、よく晴れた秋の天気と
午前中なんにも予定がないのに
早起きして、時間に余裕があって、
きもちがよくて、満たされていた
自分の気持ちが
永久保存
されている。
不思議だよね。
幸せだったんだと思うんだよね、
その午前中の中にいた私は
なんていうんだろう、
すんごく安定していたんだ。
秋晴れとセットで
覚えているのが
空と空気と
その時の
自分の心の安定感。
ただの平日、
近所を散歩、
だけどその日
わたしは
何故だか
オシャレしていたんだよな。
何度断捨離しても
今もまだクローゼットの中にある
柄のパッチワークのミニスカートを
履いていた気がしてる。
LA出張の合間に
のぞいた
メルローズの古着屋で
7ドルで買ったスカートだ。
なにがどんなふうに
20年後の自分の脳に
残るのか、
こればかりは20年経たなきゃ
わからない。
もしかしたら、
死ぬ間際に思い出すことも
ふとした日常の中の数時間とか
そんなことなのかもしれないね。
そして、こればかりは
死ぬ間際にしかわからない。
だから私たちは
今と同じように、
ひたすら
日々を、
模索しながら
自分なりに
歩いていけば良いだけだ。
揺らぐこともすてき、
揺らぎがあるから
安定が引き立つ、
山と谷が描くカーブを
受け入れて
好きな音楽きいて生きる、
なにも難しいことはない🫧
あ、今こうして
この文章をかいていて
パッとまた思い出した。
友達が、
彼氏に、
ちょっと呆れた様子で
こう言われたんだって。
お試し

2024/09/05 16:09